男性はなぜ不妊治療に消極的なのか?

 

 

 

男性はなぜ不妊治療に消極的なのか?

 

 

望む子供が授からないという不妊症は “夫婦二人の問題” なはず。

 

 

ですが、実際のところは治療に非協力的な男性が多数派だという事実があります。

 

 

その原因はどこにあるのか検証しました。

 

 

 

 

そもそも男性不妊は何科を受診すべきなの?

 

不妊症を疑い心配した時に、女性が受診するのは「婦人科」の病院です。

 

 

婦人科は女性の体のあらゆる不調に対応してくれるところなので、行き慣れている女性も多いかもしれません。

 

 

一方、男性が不妊症の診察を受けるべきなのは何科なのでしょうか?

 

 

正解は「泌尿器科」、または泌尿器科専門医のいる外来ということになります。

 

 

・・・・泌尿器科というと、“性病の診察や治療をする場所” というイメージがありませんか?

 

 

私は正直そう思っていたし、生まれてこの方、泌尿器科の病院にかかったこともありませんでした。

 

 

そんな固定概念というか泌尿器科という名前に対する気後れが、不妊症の診察を病院で受けることのハードルになっていたのは間違いないと思います。

 

 

ただ、例えそれが「男性不妊外来」という名前だったとしても、プライドが邪魔をして、積極的で前向きな治療に向かおうとしない意識は生まれていたかもしれませんが。

 

 

 

不妊治療の “男女格差”

 

『妊活ブーム』と言われて久しい現在では、不妊治療を受けている多くのがご夫婦がいるということです。

 

 

WHO(世界保健機関)の調査では、不妊症の原因は41%が女性のみ、24%が男性のみとなっています。

 

 

そして男女両方に原因があるケースが24%ということなので、全体の48&、つまり半分は男性が原因の不妊症だということになります(11%は原因不明)。

 

 

なので、本当なら夫婦揃って不妊治療に望むのが平等だし、なにより効率的なはずなのです。

 

 

しかしながら、多くのご夫婦において、不妊治療にはれっきとした“男女格差”があるのが実情だといいます。

 

 

 

不妊治療は “まず女性から”

 

不妊治療のスタートは、大半は奥さんが婦人科を受診するところから始まります。

 

 

さんざん様々な検査が行われて(女性不妊の検査には多くの種類があります)、女性側に何も異常が見つからないというときに、初めて夫側の検査を行うというのが
よくあるケースです。

 

 

旦那さん側の検査は「精液検査」が行われ、異常が認められると男性不妊症だと診断されます。

 

 

その精液検査も、「病院の中でマスターベーションをして精液を提出する」というプロセスを屈辱的だと感じる男性が多いらしく、ほとんどの場合で、自宅で採取した
精液を奥さんが婦人科医院まで持っていっているとのことです。

 

 

これは決して特殊なケースではなく、大多数の夫婦が同様のプロセスを踏んでいるとのこと。

 

 

望む子供が授からないという不妊症は “夫婦二人の問題” なはず。

 

 

ですが、実際のところは治療に非協力的な男性が多数派だということになるようです。

 

 

 

 

女性にだけ負担が偏らないようにするには

 

ただ、この状況を知って男性の無責任さを攻めても何も改善しないと思います。

 

 

「不妊症の原因のほとんどは女性側にあるもの」という間違った理解が広まっているという状況を、まずは変えていく必要もあると言えます。

 

 

不妊治療を奥さん任せにしない、男性がもっと積極的に関わっていける環境作りが大切なのではないでしょうか。

 

 

男性不妊についての知識が乏しい婦人科の医師が少なくないといいますし、そんな病院・クリニックでは男性側の診察をすすめることさえしないところもあるようです。

 

 

すすめられた場合でも、すでに書いたような偏見や間違った知識が当人の行動を妨げることもありうるでしょう。

 

 

ですが、そんななかでも、不妊外来を受診する男性は少しづつ増えてきているといいます。

 

 

最終的には、挙児(子どもを得ること)の希望が叶うことが夫婦にとって一番いいことなわけです。

 

 

女性側にだけ負担が偏らない形で不妊症治療が進められる、そんな仕組み・枠組み作りが大切なのだと思います。

 

 

 

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